アランデル（５着）池添騎手　１～２角で少し行きたがるところはありましたが、向正面で折り合いがつきました。４角の手前では勝ち馬の後ろでしたが、そこから離されてしまいジリジリになってしまいました。

アランデル……１０キロ増で余裕残しの体つき。２角で頭を上げていたが、内に入れると落ち着いた。勝ち馬の後ろで直線に向いたものの、ワンペースの走りで切れ負け。

　ワンダフルタウン（１着）和田竜騎手　スタートが良かったけど、先行馬が多かったので流れを見て運ぼうと。目標にする馬がいましたし、早めに踏んでいきました。前走が１６キロ増で今回は２キロ減でしたが、攻めをやってのものだったので、それだけ充実しているのだと思います。スタミナがあるから距離が延びて良くなると思うし、賞金を加算できて良かったです。長く脚を使えて、決め手もしっかりしている馬。頼りになりますね。

ワンダフルタウン……マイナス２キロの数字より輪郭がシャープになっていた。出たなりで中位やや後ろ。ラーゴムの少し後ろで機を窺う。４角手前では外から勢いをつけて進出を図り、坂からよく伸びて相手を捩じ伏せた。適度に上がりを要す決着が良かったとはいえ、前走とは一変したレースぶり。

　ノースブリッジ（１着）奥村武調教師　血統面は短距離向きなんですよ。それだけに昇級戦のここでは半信半疑だったのですが、我慢を利かせてスピードをうまく持続させてくれました。ラストは見事な瞬発力でしたね。

ノースブリッジ……下見所は最後尾を周回し、落ち着きあり。押し出されるようにハナ。少し内を開け、うまくペースを落としてまんまとマイペース。下り坂でピッチを上げ、最後は後続を引き離しての完勝。後半５８秒７。決して流れに恵まれただけではない。