ヴィアルークス……もうひと絞りできそうな体つき。外枠で壁ができず力んで走っていた。距離ロスもあり。直線に向いてひと伸びしたが、坂を迎えて苦しくなる。

　メモリーエフェクト（１着）荻野琢騎手　調教からずっと乗せてもらっていて、力があるのは感じていました。先がある馬ですので、ゲート試験に受かった後に一旦、放牧へ。その時に比べますとメンタル面でも成長していましたし、稽古通りのレースができて良かったと思います。行くつもりはなかったのですが、スタートが速過ぎましたからね。それでも、ガムシャラに行っているわけではなかったですし、追ってからもしっかりしていました。まだまだこれから良くなってくると思うので楽しみです。

メモリーエフェクト……余裕残しも好馬体。発馬を決めてダッシュも速く、スッとハナへ。後続も折り合いに徹していたので楽に逃げられ、１０００メートル通過６４秒１の超スロー。３ハロン標からようやくペースを上げ、しっかり伸びて後続の追い上げを凌いだ。

　シティレインボー（２着）国分恭騎手　前走乗ったジョッキーが早めに動くと良くないとのことでしたので、インを狙っていきました。こういう競馬ならしっかりと脚を使えますね。

シティレインボー……パドックでホライゾネット。イレ込み気味で、出遅れて序盤は離れた最後方。慌てずに折り合い重視で運び、３角で前に取りつき直線は内々。トップスターサンの内のごく狭いスペースに潜り込み、１ハロン標手前で強引に進路を確保。トップに不利を与える形になったが、そこからグイッと伸びて２着に。