アドマイヤスコール（１着）Ｍ．デムーロ騎手　まだ本気で走ってないです。道中はフラフラしていたし、直線で１頭になったら物見をしていました。それでも勝つのだから能力は高いですね。距離は延びて良かったし、これくらいが合っていますね。

アドマイヤスコール……１頭がいいペースで引っ張る中を中団の外で折り合いに専念。４角では早くもムチが飛んでいたように、反応がもうひとつだったが、並びかけてきた２着馬を振り切ると、最後は内に入れて押し切る。初の中山は問題なく、この相手では負けられないところ。

　リオンリオン（１着）横山典騎手　返し馬からとても覇気があったし、よく頑張ったね。母が弱い体質の馬だったし、晩生なタイプで、良くなるのは先かな。でも楽しみな馬だし、このあと順調にいってくれれば。

リオンリオン……ジワッとハナへ。中盤でペースを落としての逃げ。直線へ入って後続を突き放しにかかり、ラストから２ハロン目のレースラップが１１秒０。ここで安全圏に入り決着をつけた。行きたい馬がいない組み合わせだっただけに、積極策が奏功。

　ランフォザローゼス（２着）マーフィー騎手　完璧なレースができました。今日のところは勝ち馬が強かったです。ただ、この馬もこれからどんどん成長するでしょう。本領発揮するのは２４００メートル以上だと思います。能力のある馬で、また乗りたいですね。

ランフォザローゼス……頬当て。離れた３番手で、この馬のリズムを守って走れた。今回はスムーズに押し上げ、直線は勝ち馬の外目につけて追い出される。完全な勝ちパターンに映ったが、相手の決め手が一枚上だった。しかし、一戦毎の馬体増と成長力を感じさせ、まだ伸びしろは十分にありそうだ。