ランスオブプラーナ（１着）松山騎手　いいスピードがあるのは分かっていました。スタートした時点でリードを取れていたので、自分のペースでリズム良く行けました。追ってからも突き放しましたし、強いレースでしたね。

ランスオブプラーナ……スタートが決まって、馬なりのまま労せずハナを切れた。前半１０００メートルが６０秒台の平均ペース。４角でも十分に余裕があり、残り１ハロンではセーフティリード。モタれる面も見せず、上がり勝負に持ち込んで悠々と逃げ切った。

　ウーリリ（１着）福永騎手　スタートがそう速くないと聞いていたので、そこが鍵だと思っていましたが、うまくタイミングが合ったことで、いいポジションを取れました。調教をビシビシやってる分、ラストもよく踏ん張ってくれましたね。走りの軽い馬。距離は延びても大丈夫だと思います。

ウーリリ……６番手の外から。坂の下りではサブゼロの外でポジションを上げていって、直線は外へ並びかけてきたミッキーブリランテとの追い比べ。最後まで一歩も譲らなかった。返し馬ではこぢんまりした走りだったが、さすがにダービー馬の全弟。いいセンスがある。

　ルモンド（３着）片山調教助手　後ろからになったけど、自分のリズムで走れていたと思う。若干、他馬を気にしていたので、少し踏み遅れるような感じになったけど、最後はしっかりと脚を使えていたね。

ルモンド……仕上がる。行き脚がもうひとつだったが、無理に行く気もなく後方から。脚をタメて追走。前が飛ばしてくれたことでいい展開に。３ハロン標から仕掛けて進出し、直線で勝ち馬に内から交わされてからも渋太く脚を使っていた。久々とすれば上出来では。