マイネルフラップ（１着）和田竜騎手　道中、口の硬さを覗かせていた。他馬が道悪で止まった分もあったが、この馬は最後まで頑張って走ってくれた。気性面に若さは残るが、走る脚はある。

マイネルフラップ……体は締まってきた。返し馬でも実戦でも外へ張る面を見せてはいたが、若さ丸出しだったデビュー戦に比べればレースぶりはスムーズ。後方から、ジワジワとポジションを上げ、直線で間を割って抜け出してきた。１ハロン短縮、道悪もプラスに作用したか。

　キュウドウクン（１２着）武豊騎手　レース前からもそうだし、ゲートを切ってからも鳴いていた。能力はあるけど、まだ集中できていないね。

キュウドウクン……ほぼ仕上がる。出遅れて後方から。コーナーでは外に逃げて矯正するのが精一杯。そのうち最後方まで下がり、直線もサッパリ伸びず。いいところなし。

　タガノジェロディ（１着）鮫島駿騎手　攻め馬に乗ってコンタクトを取っていたので、この感じならハナを切っても大丈夫だと思っていました。ペースを作れて、思った通りに運べましたね。スタートがいいので組み立てやすいです。最後も余力があったし、距離が延びても問題なさそうです。

タガノジェロディ……軽く促した程度でスッとハナへ。行き切ってペースダウン。勝負どころで他馬が動いた時はやり過ごして直線に向いてから外へ。追い出されるとしっかり伸び、１ハロン標過ぎに抜け出して快勝。とにかくセンスがいい。