オジュウチョウサン（１着）石神騎手　道中のペースが速いなか、馬が自ら行く気になっていたので、落ち着かせるように心掛けました。４角でも手応えがあったので、最終障害さえクリアすればという気持ちでしたが、ほんと素晴らしい勝ち方をしてくれて、この馬には脱帽するばかりです。障害は久々でしたが、力を信じてましたし、この馬場もクッションが利いてちょうど良かったですね。次はファンのみなさんの前で、この馬の走りを見てもらえたらと願っています。

オジュウチョウサン……チークピーシズ。１０キロ減だが５１０キロ台は障害連勝中と同じ。出脚良く３番手。効率のいい飛越で淡々と進み、余力を持って運ぶ。３～４角でシングンマイケル、シンキングダンサーが動いた時にひと呼吸置き、４角を回って悠々とトラストの外へ。最終障害を飛ぶと見る見る差を広げ、１１カ月ぶりの障害戦をレコードの大勝で飾った。