シンハライト（１着）池添騎手　これで桜花賞の悔しい２着が晴らせたわけではありませんが、ここを勝てたことは素直に嬉しいですね。一歩目が遅くてイメージよりも後ろになりましたが、先生とも相談して枠を生かしてロスなく回ることは決めていたので、馬群の中を突いていきました。窮屈な競馬となり、外のスペースに出す時には他馬を邪魔してしまいましたが、そこから凄い脚を使って前の２頭をよく交わしてくれましたね。初の長距離輸送など厳しい条件のなか、しっかり結果を残してくれて、本当に凄い馬。タイトルを取って、秋にまたライバルと戦えるのが楽しみです。

シンハライト……体は減ったが、落ち着き十分。細くは見えなかった。ジックリ構え後方のイン、道中は折り合って好リズム。坂下で仕掛けられての反応は鈍かったが、右手前に替え、進路を探して追い出すと、残り１００メートル付近から矢のような伸び。左→右と手前を替え、先に抜けた２頭の真ん中から一気に弾けた。快勝。