オルフェーヴル（１着）池添騎手　本番に向けて、しっかりした内容、結果を求めて乗りました。幾らかハミを噛む場面もありましたが、全体的には力を抜いて走れていたと思います。４角を回る時に外に膨れたり、直線では内に行こうとしたり、粗削りな面はありましたが、とにかく仕掛けてからの反応は抜群。強かったですね。ひと夏越して、トモが随分しっかり。血統面から３０００メートルでもやれるでしょうし、まだ上積みも見込めると思うので、ぜひとも三冠を取りたいですね。

オルフェーヴル……リングハミ。１６キロ増でもほぼ仕上がる。ゲートをスッと出て自然体で５番手。若干ハミを噛んでいるかなというくらいで、遅いペースでもうまく我慢させられた。４角手前で外から並びかけてきたウインバリアシオンと一緒に動いて行ったが、直線でも追い出しを待つ余裕。仕掛けられると抜群の瞬発力を見せ、一気に抜け出した。最後は内にモタれるのを見せムチで矯正していた程度でまだ余力があった。三冠へ向けて視界良好。