メダリアビート（１着）横山典騎手　３角で他馬が動いた時にワンテンポ仕掛けを待ってみた。そこで砂を被ると一瞬嫌がったけど、その後はまたハミを取って行ったからね。４角で取りついた時にはひょっとしたらという思いはあったが、それにしてもいい脚を使ってくれた。５４キロのハンデも良かったんだろう。

メダリアビート……８キロ減だが、もともとがスラッとした体形。極端に細くは映らなかった。始めは先行グループも、徐々に下げて後方の内目で脚をタメる。勝負どころでは故障した馬を内から避けてから外へ。上がりのかかる展開にも乗じて、外から一気に差し切った。パサパサのダートでも切れ味を最大限に引き出した鞍上の好騎乗が光った。