牡２歳、鹿毛、美浦・高木登厩舎（１２月１９日撮影） 　この時期の２歳馬にしては肉づきが良く、ハービンジャー産駒らしい逞しさもあるか。まだ成長の余地はありそうだが、力強い立ち姿で毛ヅヤの良さも目立つ。現時点で目一杯の仕上げか。

牡２歳、黒鹿毛、栗東・中竹厩舎（１２月１９日撮影） 　冬場でも毛ヅヤがピカピカ。ボリューム感のある馬体で、数字が示す以上に大きく見せる。管骨が太目でパワーも十分。初戦は稍重の馬場で快勝しているが、更に渋っても大丈夫なのでは。

牡２歳、青毛、栗東・河内厩舎（１２月１９日撮影） 　一度使われたことで、腹回りが締まってきた。胴長のゆったりとした体形で、いかにも芝の長いところが合っていそう。バランスのとれた好馬体で、２歳にしては、なかなか完成度が高い。

牡２歳、青鹿毛、栗東・北出厩舎（１２月１９日撮影） 　２戦とも５００キロ超えの大型馬。まだ緩さは残っている印象だが、筋肉量は十分。胴が長いのでゆったりしたこの距離は合い、今後更に延びても対応できそう。蹄の形状から良馬場がいい。

牡２歳、黒鹿毛、栗東・中竹厩舎（１２月１９日撮影） 　エピファネイア、リオンディーズといったＧⅠ馬の半弟。その２頭よりも少し寸の詰まった体形。前半やや行きたがった前走内容からも、今回は初の２０００Ｍが鍵。仕上がりに関しては上々。

牡２歳、鹿毛、栗東・音無厩舎（１２月２０日撮影） 　父の産駒らしく芯の通った馬体。各パーツが標準的なサイズで、１８００～２０００メートルくらいが合っていそう。バランス良く筋肉がつき、２歳馬らしからぬ逞しさ。蹄の形状から道悪もこなしそう。

牡２歳、鹿毛、栗東・須貝尚厩舎（１２月１９日撮影） 　紫菊賞のあと放牧に出したが、戻ってきた時は更にパワーアップした姿に。チャカつきがなくなって精神面でも大人になっている。皮膚が薄く品を感じる。表情も凛々しく、文句ない気配。

牡２歳、黒鹿毛、美浦・大和田厩舎（１２月１９日撮影） 　首が長くて、少し胴長。全体に厚みのある体形で、父ノヴェリストの影響は少なからず受けているのではないか。うっすらと光沢があって、馬体の張りも上々。状態面の不安はなさそう。

牡２歳、鹿毛、栗東・藤原英厩舎（１２月１９日撮影） 　調教の動きもこの写真もそうだが、全身にバネを感じる。特に膝から下が実に綺麗でそれが推進力の源か。若干腰は甘そうだが、胸や肩は筋肉が盛り上がり、完成された古馬のよう。

牡２歳、鹿毛、栗東・松田国厩舎（１２月１９日撮影） 　幼さを残した輪郭だが、牡馬にしては小柄なことを感じさせないほど肉づきがいい。長い繋と角度の深い飛節から推進力が感じられ、ポテンシャルは十分。毛ヅヤが良く体調も良さそう。

牡２歳、栗毛、美浦・田中博厩舎（１２月２０日撮影） 　ピカピカの毛ヅヤで、体の輪郭もハッキリ。比較的、仕上がり早やの父産駒ではあるが、この馬もかなり完成度は高いのではないだろうか。アバラもしっかり見せて、万全の態勢が整った。