牝２歳、黒鹿毛、栗東・今野厩舎（１１月２８日撮影） 　全身に差し毛が入って特徴的な毛色。トモに丸みがあって腕や脛も太く、馬体重の印象以上に体を大きく見せているのがいい。やや首が短く、気性的にもマイルをこなせるかどうかが鍵。

牝２歳、鹿毛、美浦・戸田厩舎（１１月２８日撮影） 　新潟２歳Ｓの時よりスッキリとして、アバラもハッキリ。全体の輪郭もしっかりと見せて、３カ月ちょっとの間で見違えるほど完成された馬体になってきた。毛ヅヤも良く、気配は絶好。

牝２歳、鹿毛、栗東・庄野厩舎（１１月２８日撮影） 　冬場の牝馬にしては非常に毛ヅヤが良く、入念に手入れされているのが伝わってくる。皮膚が薄く、細手の造りもあいまって上品な馬体。睨むような目つきで気合乗りも十分のようだ。

牝２歳、青鹿毛、美浦・藤沢和厩舎（１１月２８日撮影） 　姉ソウルスターリングに似ている部分もあるが、ディープインパクトに替わった影響か、全体に丸みがあって重心も低く映る。２歳牝馬とは思えないほど逞しく、力強い立ち姿。相当な器か。

牝２歳、栗毛、栗東・池添兼厩舎（１１月２８日撮影） 　胸が深くしっかりとした腹構え。トモの容積も大きく、おおよそ２歳牝馬とは思えぬ逞しさ。この様子なら坂のある阪神に替わっても苦にすることはなく、蹄の形状から道悪にも対応可能。

牝２歳、栗毛、美浦・青木厩舎（１１月２８日撮影） 　２歳牝馬とは思えないほど骨太で、厚みを感じさせる体形。勿論、成長の余地は残しているが、馬体の張りは素晴らしく、現時点での完成度もかなり高い。毛ヅヤは冴え、体調も良さそう。

牝２歳、芦毛、栗東・斉藤崇厩舎（１１月２８日撮影） 　紫苑Ｓを勝ったノームコアの妹にあたるが、父が替わったことでこちらの方が体形はスラッとしている。小ぶりでそれほどパワーは感じさせないものの、切れ味は非凡。良馬場なら要注意。

牝２歳、黒鹿毛、栗東・友道厩舎（１１月２８日撮影） 　ＧⅠ馬フサイチリシャールの全妹。その兄とは毛色もまったく違い、こちらは母(重賞４勝)の血が色濃く出ている。胴長のスラッとした体形で身のこなしが軽快。蹄底も浅く良馬場が理想。

牝２歳、鹿毛、栗東・友道厩舎（１１月２８日撮影） 　冬季の牝馬でも毛ヅヤが良く、引き締まって各筋肉のラインがクッキリ。既に概ね仕上がっていそう。気が入っていて、尾離れも良く非常に力強い立ち姿。久々でも力を出し切れそうだ。

牝２歳、鹿毛、栗東・中内田厩舎（１１月２８日撮影） 　寒くなってきた分、少し冬毛が目につくのは仕方なし。筋肉質で丸み十分の好馬体。体形もカッチリとしており、いかにもマイルが良さそう。立ち気味の繋で、多少の馬場の渋化は問題なし。

牝２歳、青毛、栗東・高橋亮厩舎（１１月２８日撮影） 　馬体重以上に大きく見せる体だが、大きめの顔とのバランスを考えるとまだ成長の余地はある。胴が詰まり気味で今回は１ハロン延びる点がポイントか。繋が立ち気味で道悪には対応可能。

牝２歳、鹿毛、美浦・栗田徹厩舎（１１月２８日撮影） 　母親よりも少し背は低く、胴も詰まっているような印象を受ける。このあたりは父の影響なのか、よりマイラー色は強くなったのかもしれない。うっすら光沢があって、雰囲気は文句なし。