牡５歳、鹿毛、栗東・池江寿厩舎（９月27日撮影） 　宝塚記念時に比べると、今回の方がスリムに映る。それでいながら張りは良く、久々でもキッチリと仕上げてきた印象。蹄底が浅いので理想は良馬場。開幕週の京都は申し分ない舞台だろう。

牝４歳、青鹿毛、美浦・小島茂厩舎（９月26日撮影） 　パッと見た目は父のシンボリクリスエスによく似た体形。牝馬らしく繊細な部分もあるが、後肢も胸前もしっかりと筋肉がついている。毛ヅヤも良く、夏場の疲れもまったくなさそうだ。

牡７歳、栗毛、美浦・堀厩舎（９月26日撮影） 　１週前の追い切り前の写真だが、いつものように太く見せる感じはなく、全体にスッキリしているような印象。それでいて毛ヅヤは良く、年齢的な衰えも感じられない。態勢は整ったか。

牡６歳、栗毛、栗東・友道厩舎（９月26日撮影） 　今回は休養期間が少し長い分、中３週で臨んだ前回に比べると、馬体の締まりはひと息。ただ、秋緒戦ということを考えれば、これくらいでちょうど。胴長の体形で広い京都の長丁場は向く。

牝８歳、芦毛、栗東・大久保龍厩舎（９月27日撮影） 　息の長い活躍。色こそ白くなったが、８歳秋を迎えた今でも衰えた印象はなく、勝った昨年と同じ姿で写っている。大きな腹袋は心肺機能の高さを窺わせ、2400ｍを乗り切るスタミナに自信。

牡５歳、栗毛、栗東・杉山厩舎（９月26日撮影） 　500キロ以上ある割には、無駄なくキチッとできている。立った繋で瞬発力勝負はあまり得意ではないかも。少し馬場が重くなって、渋太さを生かせる形になれば、浮上してきそうなタイプ。