牡６歳、黒鹿毛、美浦・斎藤誠厩舎（７月３日撮影・函館） 冬場に比べてシェイプアップされた体つき。細くも映らない。バランスのいい馬体だが特に肩周辺の筋肉の発達が目立ち、力強さを感じる。繋は長目だが角度は立ち気味で、道悪は上手。

牡７歳、栗毛、美浦・金成厩舎（７月４日撮影・美浦） 少し立派には見せるが、それ以上に７歳とは思えないほどの若々しい馬体に目を奪われる。筋肉も更についたような感じがあり、逞しさも増してきたか。活気溢れる立ち姿で、気配は上々。

牡５歳、黒鹿毛、美浦・斎藤誠厩舎（７月３日撮影・函館） ５歳にして当欄初登場。腹回りに厚みがあってドッシリ見せる体形。やや低重心でこの写真では四肢が窮屈に見えるだけに、重賞の2000ｍがどうかだが、毛ヅヤが冴えて状態面は文句なし。

牡７歳、黒鹿毛、栗東・橋田厩舎（７月３日撮影・函館） 重心が後ろに行ってしまったが、キッチリ仕上がっているのは分かる。昨年の同時期の写真よりシャープに見せ、年齢的な衰えは皆無。手先が軽く、活気も感じられ、久々でもいい雰囲気。

牡７歳、黒鹿毛、栗東・吉村厩舎（７月４日撮影・函館） ７歳とあって張りはひと息だが、曇天で撮影した分もあるか。年齢的に全体像に大きな変化はないが、アバラが浮いて前走よりもいくらか絞れて見える。柔軟な繋で理想は軽い芝だろう。

牡４歳、青鹿毛、栗東・友道厩舎（７月３日撮影・函館） 余分な脂肪がなく、キリッと引き締まった品のある馬体。直飛で、手先も柔軟で、いかにも芝で走る馬。胴も手足も長く2000ｍ以上あっても良さそうだが、デキがいいことには違いない。

牡５歳、栗毛、栗東・池添兼厩舎（７月３日撮影・函館） 巴賞から２日後の姿だが、地面をしっかり踏みしめて力強さ十分。馬体が10キロ減っていたが細い感じはなく、むしろフックラ。既に馬場での乗り込みを再開しており、状態は良さそうだ。