牝４歳、栗毛、栗東・角居厩舎（12月26日撮影） 冬場の牝馬だが、曇天でも毛ヅヤが冴えて黄金色に輝いている。気性が勝っており、やや頭が高く胴が詰まって、体形はマイラー寄りだが、後肢がカモシカのようで、バネが素晴らしい。

牡４歳、黒鹿毛、栗東・音無厩舎（12月26日撮影） 良績は力を要す馬場だが、柔軟そうな繋や蹄の形状からは軽い馬場の方が良さそう。脚長で重心は高いが、マイルに対応するスピードも秘める。寒い時季でも締まった体。雰囲気はいい。

牝４歳、栗毛、栗東・松下厩舎（12月21日撮影） 1400ｍのフィリーズレビューを勝った頃に比べると、胴が伸びてゆったりとした体形になった。今なら広いコースの、1600～1800ｍくらいが合いそう。冬場だが馬体にも厚ぼったさがない。

牡４歳、青鹿毛、栗東・庄野厩舎（12月21日撮影） 12キロ増で完勝を収めた前走。数字が示す通り、春に比べると腹構えがフックラ。全体的にもひと回り大きくなって、パワーアップした。道悪もこなすが、角度のある繋で理想は良馬場か。

牡５歳、栗毛、美浦・斎藤誠厩舎（12月26日撮影） ３歳の夏以来のこの欄登場。当時より馬体重が増えているように、逞しくなっているのは間違いない。冬毛が生えているのは少し気になるが、暮れと年明けでスッキリしそう。好調持続か。

牡６歳、黒鹿毛、栗東・西園厩舎（12月26日撮影） 暑い時季がいいタイプで確かに体の張りは夏場より劣るが、久々の前走時より締まって気配は上昇。重心の低い馬体でマイル前後に適性がある。パワー型で、道悪も多少ならこなすはず。

牡６歳、黒鹿毛、栗東・高野厩舎（12月26日撮影） 実の詰まった筋肉質の馬体。いかにもマイラーといった印象で、非凡な瞬発力の持ち主だが、骨太でパワーも兼備しているのが強み。前々走の内容が示す通り、道悪もまったく苦にしない。