［１］枠○ククナ(特長を引き出し) 　栗田徹師――注意深い性格で桜花賞は前半進んでいかなかったし、最内枠からどの位置の競馬になるかはひとつポイント。ギアが入ってからの脚がいい馬で、鞍上には稽古で感触を掴んでもらっているので、この馬の特長を引き出してもらいたい。

○スルーセブンシーズ(スタート鍵) 　尾関師――追い切りは予定通り。気性的に初めての環境がプラスとは言えませんが、走りには癖がなく、左回りは特に気にしていません。２４００メートル自体も問題ないと思いますが、実戦に行ってスタートが速くないので、そこが鍵。ＧⅠですし、１馬身も無駄にはしたくありませんから。

［２］枠○パープルレディー(柔軟に) 　奥村武師――ここまで予定通りの調整で、体は維持できています。レースプランは、スタートの良くない馬なので、田辺騎手らしく出たなりで柔軟に対応してくれると思います。上がりがかかれば、浮上の余地もあると思いますが、どれだけロスなくスムーズなレースができるかでしょう。道悪はマイナスです。