ミュウ 平場とはいえ、前走も課題の障害をひと腰。直線追い上げて行き、勝ち馬から僅差の２着と上々のレースぶり。近２走のカカリなら６９０キロと増量されるここでも手間取ることはない。黒ユリ賞３着、ばんえいオークス４着と世代牝馬限定重賞では上位争いを続けており、互角以上にやれる力を持っている。チャンスが十分にある。

　クリスタルジェンヌ 前走は十分に息を入れて行き、前々走で大きく手間取った障害に重点を置いた走り。ひと腰とレースぶりは悪くなかった。ただ、詰めると不安が残る状態でここも後方からの競馬。終い一辺倒では厳しく、馬場も不向きで狙えない。

　クリスタルハート 前走９着も、障害ふた腰と余計な腰を使った分、直線で甘さを出しただけに、仕方のない結果。増量は歓迎ではないが、息を入れて追走できれば対応しても不思議はない。４歳牝馬限定なら力で見劣ることはない。障害次第では上位争いが可能な条件。警戒必要。