ピュアリーナナセ 夏負けも徐々に回復し、本来の走りができるようになってきた。前走は決め手の差で２着に敗れたとはいえ、障害ひと腰でトップ抜けと好内容。もともと切れ味勝負より、登坂力と持久力勝負を好むだけに、特別条件で斤量が増加されるここは持ち味を生かせる。世代牝馬限定なら互角以上にやれる力を持っている。無視はできない。

　スーパードリーム 世代牝馬限定で相手が強化される。別定で実績上位馬とは斤量差があるとはいえ、最大２０キロ。上位争いするには展開に注文がつく馬だし、この条件では厳しいだろう。脚抜きのいい馬場はプラス材料も、大きくは狙えない。

　ニシキマリン 追加出走で間隔は詰まっているが、疲れはなく、力を出せる状態にある。障害には自信を持っているし、斤量増加に対応可能。ただ、スピードタイプだけに、この条件で持ち味を生かせるか心配。相手も強化されており、狙いづらい。