ミラクルクイーン ４歳牝馬限定の前走は６６０キロと斤量面で有利な立場だったとはいえ、障害をひと腰でまとめ直線抜け出しと好内容のレースで完勝。今回は世代限定戦で牡馬相手になるが、前走の勝ちっぷりが良かったし、斤量差を生かせるようならここでもチャンスが出てくる。勢いにも乗っており、注意したい。

　オーシャンウイナー 前走８着も、オープン一線級が相手の特別と厳しい条件だったし、仕方のない結果。今回は世代限定戦。大賞典を快勝したイオン、菊花賞を制したサクラヒメが不在の組み合わせ。この中に入れば実力、実績ともに上位の存在。下の馬と斤量差はあるが、力を考えれば克服が可能。軽視禁物。

　マサタカラ 前走は障害で止まってからの腰の入りがひと息で手間取ってしまい７着に敗れた。障害にムラが残る状態だけに、特別条件で７００キロと増量されるここでは厳しい。まずは障害の修正が先決。