レグルス Ｂクラスに降級して条件が楽になった前走は先手を奪ってマイペースの競馬。障害をひと腰でまとめトップ抜けしてそのまま押し切りと好内容のレースで完勝と言える。今回はＡクラス再昇級で相手強化、斤量増加と厳しくなる。テンに置かれる面が残っているし、この中に入って上位争いまではどうか。勢いに乗っているが、この条件では大きく狙えない。

　ニシキハヤヒメ 昇級と賞金ハンデの増加にともない１５キロ加増された前走は課題の障害をひと腰も、道中で息を入れて追走して行ったもの。今回は基礎重量が増量されて更に荷物が重くなるし、詰めるとまだ不安が残る状態だけに、ここも後方からの競馬。ただ、終いは確実に脚を使える馬。うまく流れが向くようなら一発の可能性も十分に秘めている。

　サトニシキ 相手が強化された２戦はともに障害で大きく手間取り⑨⑩着とさっぱりの結果が続いている。今開催から基礎重量が増加されて５５５キロになる。障害が崩れている今の状態では厳しいだろう。ここもＡ２条件だし、もう少し良化してこないと手を出せない。