シンエイボブ 前走は無理せず息を入れて追走して行き、前々走で手間取った障害にポイントを置いた走り。結果は８着に敗れたが、ひと腰でまとめていたし、復調気配を感じさせる内容。ただ、まだ詰めると不安が残り、後方からの競馬。ためれば脚は使えるとはいえ、この相手に終い一辺倒で勝ち負けとはいかない。流れが向いても入着が一杯。

　ゴールデンフウジン 前走も息を入れて行き、障害に重点を置いた走り。ひと腰でまとめて気の悪さを見せることなく最後まで歩き切って３着。今回は選抜の特別戦で相手は強化されているが、決め脚は上位の存在。課題の障害は良化しているし、据え置きの６７０キロなら再度ひと腰可能。持ち味を生かせるようなら勝ち負けに加わっても不思議のない条件。

　キョウエイリュウ 特別条件の前走は障害ひと腰でまとめ最後までしっかりと脚を伸ばして勝ち馬から僅差の２着と上々の内容だった。このメンバーが相手でもヒケを取らない力を付けてきているし、前走と同じ６８０キロなら崩れる心配はない。馬場も極端に重くなることはなく、持ち味であるキレで勝負可能。好調を維持しており、引き続きチャンスがある。