サンシルクラポピー 牝馬限定の重賞で７８０キロと一気に増量された前走は障害で膝を折ってしまいスムーズな走りができずに９着とひと息の結果も、中間は変わらず素軽い動きを見せており、デキ落ちの心配はない。これまで５００キロ定量戦は４戦してすべて１分を切る走破時計で④①⑤②着と安定した走りを続けている。得意条件のここなら障害の修正も可能だし、巻き返しが期待できる。

　メムロボブサップ ５歳限定の前走は６着に敗れたが、下の馬と最大で８０キロ差あった８００キロだったことを考えれば仕方のない結果。今回は５００キロ定量戦で４９０キロと一気に減量されるし、この荷物ならひと腰が可能。予選の疾風賞では雨が降っていたとはいえ、４８秒０の好タイムで快勝と時計勝負にも対応できるスピードを持っていることを証明。この中に入っても時計の比較では上位。首位期待。

　アオノブラック 今季重賞はドリームエイジカップの１勝だけだが、一線級相手でも差のない走りを続けているし、地力強化が目立つ。５００キロ定量初挑戦となった疾風賞は３着。多少、流れに乗り損ねた感じがしたし、斤量２度目でペースに慣れが見込める今回は時計の短縮が可能。仕上がりも良く、チャンスが十分にある。