ミソギホマレ ３歳牝馬限定重賞になった前走は障害の天板で転倒してしまいその後も立て直せずに競走中止。１０日に行われた再検では平場の荷物だったとはいえ、障害ひと腰で合格。今回は特別条件で６９０キロも、息を入れて追走すれば克服は可能。この中に入っても切れ味勝負ならヒケを取らない。馬場の脚抜きが良くなるのは好材料。デキ落ちもなく、無視はできない。

　フナノダイヤモンド 息を入れて追走しているにも関わらず障害で大きく手間取りスムーズな走りができていない状態。今回もしんがり負けに終わった前走と同じ特別条件で７２５キロの荷物。復調するにはまだまだ時間が必要だし、近走の内容からも大きな変わり身は望めない。見送りが賢明。

　コウシュハボブ Ａ２クラス昇級後は⑥⑦着だが、勝ち馬からは大きく離されていない。障害もともにひと腰でまとめており、レースぶりは悪くない。７２０キロも３度目で徐々に慣れが見込めるし、近２走のカカリならもうひと呼吸早く仕掛けることが可能。脚抜きのいい馬場はプラス材料。ひと押し利けば上位争いに加わっても不思議はない条件。