キタノテンカ 障害はひと腰でまとめているのだが、後方からのレースが続き、勝ち負けに加われていない。今回は選抜条件で相手が強化されているし、強力な同型が揃っている。登坂力で勝負したい馬だけに、もう少し前で流れに乗れないと持ち味を生かせない。ここもどうか。

　センショウニシキ 詰めの甘さがあり、勝ち切れないレースが目立っているが、条件を問わず障害は常にひと腰と安定した走りを続けている。前々走と同じ６３０キロの荷物なら崩れる心配はない。勝ち負けに加わるにはここも降りてからどこまで我慢できるかがカギとなる。終い踏ん張れば上位進出も可能だろう。

　サダノワークス 切れ味勝負では分が悪いだけに、特別条件となり、少しでも斤量が増加されるのはプラス材料。選抜条件で実績上位馬が相手となるが、ここでも登坂力勝負ならヒケを取らない走りが可能。障害で後続を引き離せるようなら前残りのチャンスも出てくる。注意したい。