サクラドリーマー 重賞で７００キロと一気に斤量が増加された前走はため気味に追走して行ったが、障害で止まってしまい６着とひと息の結果。ただ、この中間も変わらず素軽い動きを見せており、デキ落ちの心配はない。今回は自己条件の特別戦。障害にムラがあるだけに、６８５キロと斤量が軽くなるのは好材料。ペースも落ち着くここなら息を入れて追走できるし、修正可能。巻き返し期待。

　サカノメイケツ 今回は７月に行なわれた白鳳賞以来２度目の特別条件挑戦となる。６８５キロと斤量は増加されているが、近走もきっちりとひと腰でまとめているように、障害に関しては自信を持っている馬で、ここも大きく崩れることはないだろう。あとは強力な同型がいるだけに、捌き切れるかがポイント。持ち前の登坂力を生かせればチャンスも出てくる。

　ジェイエース 中間入念に調整されて挑んだ前走のばんえい菊花賞。速いペースの中でも、障害をひと腰でまとめて４着と好走。２歳時から評判になっていた馬の実力の一端を見た。まだ完成の域には達していないが、自己条件でこのメンバーが相手なら互角以上にやれる力を持っている。デキも良く、勝ち負けに加わっても不思議のない条件。