ヒラニワ 約半年ぶりの実戦となった前走は障害で止まってからスムーズに二の腰が入らず大きく手間取り７着とさっぱりの結果。久々をひと叩きされて体調面での上積みは十分に見込めるが、今開催から基礎重量が増加されて６５０キロの荷物となるし、障害のカカリにムラが残るこの馬には厳しい条件。一変までは難しく、大きくは狙えない。

　マツリダワッショイ 前走は障害で止まってから腰がまったく入らずに大きくモタつき、しんがり負けと精彩を欠く内容だった。このメンバーの中に入って力で見劣ることはないのだが、テンに置かれる面も残っており、勝ち負けに加わるには展開の助けが必要となる。前走の内容からも大きな変わり身は望めないし、ここは見送りが賢明。

　コウシュハヒーロー Ｂ４クラスに昇級してからは⑧⑥着とひと息の結果が続いている。ここは前走のようにペースが遅くなることはないし、テンに置かれる面があるだけに、スムーズに流れに乗れるか心配。基礎重量の増加にも不安が残る状態で、このクラスで勝ち負けするにはまだまだ経験を積む必要がある。アテにしづらい面も多く、手を出せない。