スーパーブラック ５走前に３着と好走しているように、馬場の脚抜きが良くなるのはプラス材料だろう。ただ、１分５５秒６と走破タイムは平凡だったし、このメンバーの中に入って上位争いするには展開の助けが必要となる。Ｄ１クラスでのレースとなった前走が７着とひと息の結果に終わっているし、ここも大きな変わり身は望めないだろう。

　カゲノクリフジ 前走は直線でバテてしまい９着に敗れたとはいえ、障害はきっちりとひと腰でまとめており、結果ほど内容は悪くなかった。今回はＤ１クラスに降級してのレース。このメンバーの中に入れば時計の比較でも見劣ることはないし、互角にやれる力を持っている馬。末に甘さがあるだけに、馬場の脚抜きが良くなるのはプラス材料。終い踏ん張ることができれば前残りも十分。

　チェロ ３走前で大きく手間取った障害を近２走は息を入れて追走しているとはいえ、きっちりとひと腰でまとめているし、確実にレースぶりは良化している。今のカカリなら道中で多少無理をしても、障害でモタつく心配はないだろう。前走の内容からもこのメンバーの中に入れば実力上位で通る馬。中間も変わらず素軽い動きを見せており、好調を維持している。勝ち負け期待。