フクトク 前々走でふた腰かかった障害を前走はひと腰でまとめていたし、結果は３着も上々の内容だった。課題の障害が良化した今なら基礎重量の増加にも対応が可能だろう。相手は強化されているが、終いは確実に脚を使える馬で、流れが向くようなら上位争いに加わっても不思議はない。好調を維持しており、ここでも警戒が必要。

　サクラダイチ 昇級緒戦となった前走は４着に敗れたが、厳しい展開の中でも、障害はキッチリとひと腰でまとめていたし、内容は悪くなかった。障害に関しては自信を持っている馬で、基礎重量が増加されるここでも大きく崩れることはない。あとは決め手を欠く面があるだけに、終い踏ん張り切れるかがカギ。降りてから我慢できれば前残りが可能。

　ホクショウマサル 速いペースを追いかけて行った前走は障害で止まったが、しっかりと二の腰を入れてふた腰でまとめてトップ抜け。そのまま余裕を持って押し切った。今回は基礎重量と賞金ハンデの増加にともなって１５キロ加増されて７１５キロとなる。腰の入りが安定している今なら増量にも対応できる。このメンバーの中に入れば実力、実績ともに上位。仕上がりも良好で、昨年度から続く、ばんえい連勝記録を２７に伸ばすことが可能。首位期待。