レットフジ １１歳となるが、まだまだ衰えは見られない。春先の軽量戦にも十分に対応できるスピードの持ち主。６１０キロの荷物なら、障害で止まっても、二の腰は入るし、大きく手間取る心配はないだろう。このメンバーが相手でも互角にやれる力を持っている。春先からしっかりと走れる馬で、軽くは扱えない。

　ヤマノウンカイ 昨年度終盤戦は追走で手間取るレースが目立ち、スムーズな走りができずに精彩を欠く内容が目立った。今季は降級してＢ３クラスからのスタートとなる。久々を苦にするタイプではないし、休催明けのここでも力を出せる状態に仕上がっている。組み合わせも楽になっており、この条件なら巻き返し可能。

　ソウヤノカガヤキ 昨年度の後半戦は勝ち星こそなかったが、控えても競馬ができるようになり、レースぶりに幅が出た。ただ、決め脚がそこまである馬ではないし、勝ち切るには障害をトップで抜けることが理想となる。ここは同型が強力でスンナリ先行とはいかない。大崩れはないが、勝ち負けまではどうか。