スペースワン 昨年度終盤戦は障害でモタつくレースが目立ち、本来の登坂力を生かした走りができずに勝ち負けに加われなかった。スピードタイプだけに、雨の影響で馬場の脚抜きが良くなるのは好材料。番組改編で斤量が軽くなるここなら持ち前の先行力と登坂力を生かすことが可能だろう。前残りに注意したい。

　ダイリンファイター 前走は障害をひと腰でまとめ直線余裕を持って抜け出し、完勝と言える内容だった。今回は４歳相手のレースとなるが、あの勝ちっぷりなら、このメンバーの中に入っても互角にやれるはず。１５キロとはいえ、前走から斤量が軽くなるのは好材料。時計勝負にも対応できるスピードを持っているし、ここもチャンスが十分にある。

　コウシュハヒーロー テンに置かれる面があるだけに、番組改編で斤量が軽くなるここでスムーズに流れに乗れるか不安が残る。押っつけて行くと障害にムラが出てくる馬。勝ち負けに加わるには展開の助けが必要だし、この条件では大きく狙えない。