バウンティハンター 今季はここまで１０戦して未勝利も、近２走は下のクラスとの混合戦とはいえ、ともに差のない３着と本来の走りができるようになってきているし、レースぶりは確実に良化。登坂力で勝負したいだけに、特別条件で斤量が増加されるのはプラス材料。あとは決め手を欠く面があるだけに、終い踏ん張り切れるかがポイントとなる。降りてから我慢できれば前残りも狙える。好調を維持しており、無視できない。

　アアモンドロシア 平場に戻った前走は障害で止まったが、しっかりと二の腰を入れてふた腰でまとめて、勝ち馬から５．７秒差の３着と久々に好走できた。ただ、今回は特別条件で６９０キロと斤量が増加されている。荷物を背負うと障害のカカリにムラが出てくるタイプだけに、この条件でスムーズな走りができるか心配。上のクラスとの混合決勝で相手も強化されているし、この中に入って勝ち負けとはいかないだろう。

　フクトク 昇級緒戦となった前走は５着に敗れたとはいえ、障害はキッチリとひと腰でまとめていたし、結果ほど内容は悪くなかった。あのカカリなら特別条件となり、斤量が増加されるここでも崩れることはないだろう。ただ、上のクラスとの決勝混合で相手が強化されている。このメンバーの中に入って勝ち負けまではどうか。うまく流れが向いたとしても入着が一杯。