メヂカラ 前走６着は相手強化によるもの。速いペースの中でも課題の障害をひと腰でまとめており、内容は悪くなかった。今回は馬場の脚抜きが良くなりそうでスピードとキレで勝負したいこの馬にとっては持ち味を生かすには絶好の条件。昇級３戦目で慣れが見込めるし、勝ち負けのチャンスがある。

　ミンナノマルゼン スピードタイプだけに、馬場の脚抜きが良くなるのは好材料。ただ、ペースが速くなると追走で手間取る面があり、スムーズに流れに乗れるか心配。障害は安定しており、大崩れはなさそうだが、余程、展開が向かない限り勝ち負けとはいかないだろう。

　ムサシコマ 前走８着に敗れたが、１分４７秒０の走破時計は悪くなかったし、テンに置かれて厳しい展開となった中でも崩れなかったことは評価できる。前々走のようにスムーズに流れに乗れればこのメンバーが相手でも差のない走りが可能だろう。中間も変わらず素軽い動きを見せており、デキ落ちの心配はない。見限りは禁物。