ディープエコロジー(距離が鍵) 追われてから反応を見せた前走の内容からは、緒戦を叩かれた効果が見て取れた。強力な上位２頭には離されたが、３着馬とクビ差ならメドが立ったと言ってもいい。今回はタフな舞台設定である１２００メートル戦をこなせるかどうかが鍵になる。

　アメツチカミ(力関係微妙) ２週前まで水沢で使われていただけに、調教量は少なくても体調面に不安はないだろう。ただ、８戦して一度も入着を果たせなかった昨季よりも上のクラスに編成されており、力関係は微妙なところだ。減量起用とはいえ、狙いづらい。

　ムーンセレナーデ(態勢整う) オフは笠松に移籍し、３連勝を達成するなどの活躍を見せた。追い込み一辺倒なタイプだけに、上がりを要すケースが多発する今の馬場は合っているだろう。調教の様子を見る限り、前走取消の影響はなさそうで、態勢は整っている。