前走も出脚は速くハナを譲らなかったが、ムキズに早々に並ばれると３角で後退。序盤から競り合った分で踏ん張れなかった。そして今回はムキズとの再戦だけでなく同型馬が多彩。単騎の展開に持ち込めるかどうかがポイント。

休み明けの前走は砂を被らずリズムよく運べたが、久々分もあってか反応が鈍く、１番人気⑧着と期待を裏切る結果となった。それに１８７０メートルも近走の走り振りからすると若干長かった印象。姫路１５００メートルでの勝ちっぷりから、距離は今回くらいでも良さそうで。

摂津盃、姫山菊花賞ともに１周目のスタンド前でマクりが入り、ハナを奪われる不運な競馬。そんな中でも②③着と崩れなかったのだから地力の高さが窺える。今回園田では初の１４００メートルだが、全４勝のうち３勝を１４００メートルで挙げているだけに、距離自体は問題ないだろう。