前走は５カ月半の休み明けだったが、入念に乗り込んだ効果や差し馬向きの展開も相俟って、ブービー人気の評価を覆し③着と高配当を演出。中間の追い切りからも引き続きデキの良さを感じられて、一度使われた上積みもある。あとは最内枠をどう捌けるかだろう。

兵庫転入初戦となった前走は好位の直後を追走するも、向正面で早々に脱落してしまい最下位での入線となった。好走パターンが番手からスムーズに抜け出す形なだけに、もう１列前のポジションが取れていれば変わっていた可能性も。ＪＲＡ在籍時の実績を考えれば１戦で見限るのは早計だろう。

兵庫ＧＴ⑧着後だが中間は順調に乗り込んで気合乗りは上々。勝ち鞍が冬場に集中していることからも、まさに今から調子を上げてくることだろう。２０２２年１月にＪＲＡ交流競走を勝った姫路戦で、約１年ぶりの勝利を狙う。