◎カイセドクター(スロー歓迎) 　坂本師――勝ち切れない競馬は確かに多いですが、相手を考えればよくやっていますよ。揉まれて力もつけています。馬場は重くなりますが、流れが落ち着くのはこの馬にとって歓迎ですし、後半の伸びにもつながると思っています。ふたつ目のタイトルを狙います。

○キョウエイリュウ(息を抜かずに) 　村上師――切れ味で勝負をするタイプなので馬場は軽い方がいいですが、前走の馬場でも問題はなかったと思っています。直線息を抜いた所もあったのでそのあたりが改善されれば最後のひと押しも利くと思います。ハンデを背負って厳しい条件ですが、格好はつけたい。

◎ヤマトタイコー(流れは向く) 　久田師――重賞も今季は勝てましたし、先月の５歳オープンもいい内容で勝つことができ、成長を示した一年でした。速い競馬はあまり向きませんが、今回も馬場は乾いてきて、流れは向くはず。早め進出が可能だと思いますし、障害力と渋太さを生かせるでしょう。楽しみな一戦です。