12月8日に香港のシャティン競馬場で行われた香港ヴァーズ(G1、芝2400m、13頭立て)に日本調教馬2頭が出走、ステレンボッシュ(牝3歳、美浦・国枝厩舎、J.モレイラ騎手)が3着、プラダリア(牡5歳、栗東・池添学厩舎、C.デムーロ騎手)が11着となった。勝ったのはジアヴェロット(牡5歳、英、M.ボッティ厩舎、O.マーフィー騎手)。勝ち時計は2分27秒53(良)。
3着ステレンボッシュ
国枝師:強い競馬をしたのですが、結果的に3着という事でやはり残念です。スタートを決めて、ある程度の位置でということは決めていたのですが、後ろの方になってしまいました。直線は我慢していたのですけれど、さすがに勝った馬が内から来ていたので、ちょっとロスがあったのかなと思います。ステレンボッシュは凄く落ち着いているし、今回の遠征はまったく問題なかったと思います。これが彼女の実力ではないと思うので、またチャンスがあれば遠征に行きたいなと思います。
J.モレイラ騎手:素晴らしい走りでした。不運な枠だったためにラチ沿いのポジションを取れませんでした。とてもいい馬です。彼女の今日のパフォーマンスを誇りに思います。
11着プラダリア
池添学師:コンディションも良く、レースを無事に迎えるだけだと思っていました。押し出されてハナに行く形となり、今まで経験したことがなかったですが、途中の手応えも凄くいいように見えました。ペースも遅かったのでどれだけ伸びるかなと思ったのですが、瞬発力勝負では分が悪かったかなと思います。ここまで連れてきてくださったオーナーに感謝しています。
C.デムーロ騎手:逃げることはできたけれど、強いペースを刻むことができなかったです。反応しなかったです。