京都2歳S(GⅢ)はオープン特別として実施されていた2013年以前から“出世レース”として知られていたが、重賞に昇格した2014年以降の出走馬からもその後JRA重賞を勝つ馬が多く出ており、昨年の4着馬ダノンデサイルがダービー(GⅠ)を制したほか、シュヴァルグラン、タイムフライヤー、ワールドプレミアが後にJRA・GⅠを制した。今年の京都2歳Sには新馬戦(京都)→野路菊Sを連勝したエリキング(牡、栗東・中内田厩舎)、野路菊S2着のジョバンニ(牡、栗東・杉山晴厩舎)、新馬→重賞の連勝を狙う1戦1勝のウォータークラーク(牡、栗東・石橋厩舎)、クラウディアイ(牡、栗東・橋口慎厩舎)、スリーキングス(牡、栗東・上村厩舎)、テイクイットオール(牡、栗東・中竹厩舎)など10頭が登録している。