8日の中山ではサマーマイルシリーズ最終戦の京成杯オータムハンデキャップ(GⅢ)が実施される。今年の同シリーズは18pを獲得しているトゥードジボンがシリーズチャンピオンの条件を満たして首位に立つが、同馬は京成杯AHに登録していない。京成杯AH登録馬でシリーズチャンピオンの可能性があるのは米子S(L)、関屋記念(GⅢ)ともに2着で9p獲得のディオ(牡5歳、栗東・辻野厩舎)だけで、同馬が勝てば逆転でシリーズチャンピオンになり、2着以下だった場合はトゥードジボンがシリーズチャンピオンとなる。また、今年のサマーマイルシリーズは、ここまで3レース実施されたが、いずれも5歳馬が1・2着。京成杯AHでは5歳馬が2020年から4連勝中で、過去10年では7勝を挙げている。
ディオは父リオンディーズ、母エターナルブーケという血統で、昨年の京成杯AHを制したソウルラッシュの半弟。ディオには、9月2日現在のサマージョッキーズシリーズランキング2位で、シリーズチャンピオンの可能性を残している岩田康誠騎手が騎乗する予定。ソウルラッシュに続く勝利で京成杯AH兄弟制覇となるかどうか。