1月8日に引退式を終えたパンサラッサ(牡7歳、栗東・矢作厩舎)が、1月10日付で競走馬登録を抹消された。
同馬は、国内で福島記念(GⅢ)、中山記念(GⅡ)と重賞を2勝し、海外ではドバイターフ、サウジカップと芝とダートのGⅠを2勝した。「大逃げ」のスタイルでファンを沸かせ、22年の天皇賞(秋)ではイクイノックスに差されるゴール手前まで先頭を譲らなかった。ラストランとなったジャパンカップ(12着)でも大逃げを打ち、最後まで自分の競馬を貫いた。
今後は既報通り、北海道日高郡新ひだか町のアロースタッドで種牡馬となる予定で、初年度の種付け料は300万円と発表されている。