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スズカデヴィアス7着、クルーガー8着――豪・マッキノンS

2019年11月09日 17時08分

オーストラリアのフレミントン競馬場で現地時間の11月9日に行われたマッキノンステークス(GⅠ、芝2000m、16頭立て)にスズカデヴィアス(牡8歳、栗東・橋田厩舎)、クルーガー(牡7歳、栗東・高野厩舎)が出走し、7着、8着だった。勝ったのはマジックワンド(牝4歳、愛・A.オブライエン厩舎)。勝ち時計は2分01秒82(稍重馬場)。

 スズカデヴィアスは後方追走から外を回ってじわじわと差を詰め、クルーガーは4番手追走から伸びあぐねた。

7着スズカデヴィアス
橋田師:馬の状態は前走よりかなり良くなっていました。メロディベルの後ろにつけるという作戦で、道中前半はその通りに進みました。途中からペースが落ち着いてしまい、外を回って追い上げましたが、前の馬が残る展開で、前を捉え切れませんでした。外枠だったこともレースを難しくしました。この後は引き続きオーストラリアに残り、11月23日(土)のバララットカップ(リステッド・2000m)を目指す予定です。


M.ディー騎手:外枠で最後方に位置づけることになり、難しい展開になりました。それでも直線ではいい脚で伸びてくれました。最後は前走と同様に内にもたれる癖を見せて伸び切れませんでした。馬の状態は完璧で、これ以上ない良い状態でした。陣営の皆さんが素晴らしい状態で競馬場まで持ってきてくれたと思います。


8着クルーガー
高野師:スタート良く、位置取りや展開には満足しています。前回は4コーナーで手応えがなくなりましたが、今回は手応え良く直線では期待を持って見ていました。最後は一生懸命走ってくれましたが、少し疲れたようです。現状できる走りはしてくれたと思います。前走は喉の影響で良いパフォーマンスが見せられませんでしたが、そこから回復し、ここまで状態を上げてくれましたので、厩舎のスタッフ、そしてサポートいただいたすべての方々に感謝しています。


K.K.マカヴォイ騎手:レース前はパドックでも返し馬でも良い状態で、入れ込んでいるわけではなく、前向きな気持ちを感じました。良いスタートを決め、ポジションも良く、道中も良い手応えで進めました。直線で追い出すと、馬は一生懸命走ってくれましたが、馬場を少し気にするところがありました。この馬にはもう少し柔らかい馬場の方がいいのかもしれません。オーストラリアで日本の馬に乗るのは初めてでしたので、今回騎乗する機会をいただいたことに感謝しています。

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