ニュース

中央 アラカルト

桜花賞アラカルト

2012年04月08日 17時57分

1着ジェンティルドンナ 岩田騎手
2着ヴィルシーナ 内田博騎手
3着アイムユアーズ ピンナ騎手
①ジェンティルドンナ
5大クラシック競走の第一弾「桜花賞」は、キャリア5戦目のジェンティルドンナが本年のシンザン記念に続く重賞レース2勝目を桜花賞で挙げた。通算成績は5戦3勝で5戦すべてが芝1600m。馬名の意味は「貴婦人(イタリア語)」
【シンザン記念勝利馬】
シンザン記念勝利馬の桜花賞出走は、1999年のフサイチエアデール以来13年ぶり7頭目で初勝利。これまではフサイチエアデールの2着が最高着順だった。なお、シンザン記念勝利馬が、5大クラシック競走を勝利するのは2002年のダービーをタニノギムレットが勝利して以来10年ぶり2勝目。
【関西馬の勝利】
関東馬8頭、関西馬10頭が出走した本年の桜花賞。トライアルは関東馬が史上初めての全勝を飾ったが、本番は関西馬のジェンティルドンナが勝利した。関西馬の勝利は、昨年勝利したマルセリーナに続く2年連続。
【馬番号10】
馬番号10は1979年にホースメンテスコが勝利して以来33年ぶり5回目の勝利。桜花賞の出走可能頭数が18頭となった1987年以降では初。なお、馬番号12番及び16番は未だ優勝馬を輩出していない。
②岩田康誠騎手
同レースは初勝利。GⅠレースは本年のフェブラリーSをテスタマッタで勝利したのに続く本年2勝目で通算14勝目。なお、阪神競馬場で行われるGⅠレースを勝利したのは、2007年宝塚記念のアドマイヤムーン以来約5年ぶり2回目。重賞レースは本年のフェブラリーSに続く本年3勝目で通算45勝目。
③石坂正師
同レースは初勝利。GⅠレースは2008年のマイルCSをブルーメンブラットで勝利して以来で通算7勝目。重賞レースは、本年の京都牝馬Sを同馬の姉ドナウブルーで勝利したのに続く本年3勝目で通算29勝目。
④ディープインパクト産駒
1着にジェンティルドンナ、2着にヴィルシーナが入り、ディープインパクト産駒が、ワン・ツーフィニッシュを決めた。桜花賞で産駒が1着・2着を独占するのは、2004年のサンデーサイレンス産駒(1着ダンスインザムード、2着アズマサンダース)以来。GⅠレースは昨年の阪神JFをジョワドヴィーヴルで勝利したのに続く通算4勝目。重賞レースは本年の毎日杯をヒストリカルで勝利したのに続く本年7勝目で通算16勝目。
ディープインパクトは2010年に初年度産駒がデビュー。産駒初のGⅠレースを昨年のマルセリーナで勝利し、本年で2年連続での桜花賞勝利。同レースを産駒が連覇するのは、ヒンドスタン(1961年スギヒメ・1962年ケンホウ)、テスコボーイ(1978年オヤマテスコ・1979年ホースメンテスコ)、サンデーサイレンス(2003年スティルインラブ・2004年ダンスインザムード)に続く4例目。なお、初年度産駒からの連覇は、ディープインパクトが初めて。

ニュース一覧

  • 全て
  • 中央
  • 地方
  • 海外
 

上へ