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サドラーズウェルズの代表産駒、名種牡馬モンジューが病気で死亡

2012年04月01日 21時55分

1999年の凱旋門賞馬で、サドラーズウェルズの後継種牡馬として活躍していたモンジューIREが3/29、繋養先の愛クールモアスタッドで敗血症による合併症のため死亡した。16歳。モンジューIREは仏J.ハモンド厩舎に所属し、2~4歳時に英愛仏米日で16戦11勝。3歳時(1999年)の仏G1凱旋門賞では、エルコンドルパサーUSAとの歴史に残る一騎打ちを制して優勝。その他にG1ジョッキークラブ賞(仏ダービー)とG1愛ダービーを制して、欧州最優秀3歳牡馬に選出された。また、M.キネーン騎手とともにG1ジャパンCにも参戦(スペシャルウィークの4着)。4歳時には愛G1タタソールズゴールドC、仏G1サンクルー大賞、英G1キングジョージ6世&クイーンエリザベスSとG1を3連勝した。2001年に愛クールモアスタッドで種牡馬入り。初年度産駒から2005年の欧州年度代表馬ハリケーンランや英ダービー馬モティヴェーターなどを送り、人気種牡馬の地位を確立。同じ父を持つガリレオ、ハイシャパラルと覇を競いながらサドラーズウェルズの血脈を発展させていた。2005年には仏リーディングサイアーに輝き、シャトル供用された南半球でもG1ウイナーを出している。
【主な産駒】ハリケーンラン(欧州年度代表馬、同最優秀3歳牡馬、G1凱旋門賞などG1・4勝)、オーソライズド(欧州最優秀3歳牡馬、G1英ダービーなどG1・3勝)、セイントニコラスアベイ(欧州最優秀2歳牡馬、G1BCターフなどG1・3勝)、フェームアンドグローリー(欧州最優秀ステイヤー、G1愛ダービーなどG1・5勝)、スコーピオン(G1英セントレジャーなどG1・3勝)、モティヴェーター(G1英ダービー、G1レーシングポストT)、プールモワ(G1英ダービー)

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