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2010年エクリプス賞、年度代表馬はゼニヤッタ

2011年01月23日 21時32分

米国競馬の年間表彰制度であるエクリプス賞が1/17、フロリダ州のフォンテンブロー・マイアミ・ビーチホテルで発表された。年度代表馬に選ばれたのはゼニヤッタ。2008、09年はそれぞれ次点に終わっていたが、引退の年に悲願達成となった。なお、牝馬が年度代表馬に選ばれるのは昨年のレーチェルアレクサンドラに続いて2年連続5回目のこと。各部門の受賞人馬は以下のとおり。
(注)エクリプス賞は全米競馬記者放送事業者協会、デイリーレーシングフォーム紙、そして全米サラブレッド競馬協会とエクイベース社の代表者による投票で決定。投票者はそれぞれの部門について、1位から3位まで順番をつけて投票するが、各部門の受賞人馬は1位投票の数のみで決定する。今年の投票者は238人。
【年度代表馬/最優秀古牝馬】
★ゼニヤッタ(牝6)
2004年生 鹿毛 米国ケンタッキー産
2010年6戦5勝 通算成績20戦19勝
2010年主な勝ち鞍:レディーズシークレットS(米G1)、アップルブロッサム招待S(米G1)、クレメントL.ハーシュS(米G1)、ヴァニティH(米G1)、サンタマルガリータ招待H(米G1)
・オーナー/モス夫妻
・調教師 /J.シレフス
・生産者 /マーヴェリックプロダクション
・主戦騎手/M.スミス
引退を撤回して迎えた昨シーズンも5つのG1に優勝。現役最後の大一番G1BCクラシックではブレームをアタマ差捉え切れず2着に終わり、無敗のままでの引退はかなわなかったが、それでも北米牝馬賞金レコード730万4580ドル(約6億2100万円)、北米牝馬最多タイ記録となるG1・13勝など数々の記録を打ち立てた。昨年11月にケンタッキー州レーンズエンドファームに移動を済ませているが、初年度の交配相手はまだ発表されていない。
【エクリプス賞・牝馬の年度代表馬】
2010年:ゼニヤッタ(6)
2009年:レーチェルアレクサンドラ(3)
2002年:アゼリUSA(4)
1986年:レディーズシークレット(4)
1983年:オールアロングFR(4)
(カッコ内は受賞年の馬齢)

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