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キングカメハメハ、JRA2歳G1を独占

2009年12月24日 15時03分

12月13日に阪神競馬場で行われたG1阪神ジュべナイルフィリーズでアパパネ(牝2歳、美浦・国枝栄厩舎)が、20日に中山競馬場で行われたG1朝日杯フューチュリティSでローズキングダム(牡2歳、栗東・橋口弘次郎厩舎)が優勝し、両馬の父であるキングカメハメハ(牡8歳、父キングマンボ)は、グレード制導入後初めてとなるJRA2歳G1レース独占の快挙を成し遂げた。
同馬は2004年のダービー馬。G1NHKマイルCも制し、史上初めて“変則2冠”を達成した。通算8戦7勝の成績を残し、05年に安平町(当時・早来町)の社台スタリオンステーションで種牡馬入り。初年度産駒がデビューした昨年は、JRA2歳総合&新種牡馬チャンピオンのダブルタイトルを獲得。1994年のサンデーサイレンス以来の偉業を達成し、周囲の期待に応えた。
産駒デビュー2年目の今年は、わずか2世代の産駒でJRA年間100勝をクリアし、サンデーサイレンス、シンボリクリスエスに並ぶスピード記録を樹立。種牡馬成績もJRA総合で8位に躍進、2歳部門は2位に8000万円余りの差をつけ首位を快走し、2年連続2歳チャンピオンサイアーの座を確かなものとした。
2週続けてのG1勝利だけに反響は大きく、400万円に設定された来春の種付申込は早々とBook Full(満口)。同SSでは「あのサンデーサイレンスも成し得なかった記録ですから、本当に凄いと思います。来年のクラシックが楽しみですね」と声を弾ませている。

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