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ディープスカイなど3頭を導入、ダーレーJの種牡馬ラインナップ

2009年12月10日 14時16分

日高町のダーレー・ジャパン(株)は12月7日、ダーレー・ジャパン スタリオン コンプレックスに繋養する、2010年シーズンの種牡馬ラインナップと種付料を発表した。新種牡馬はディープスカイ、コマンズ、パイロの3頭。全9頭の陣容となった。
ディープスカイ(牡4歳、父アグネスタキオン)は昨年のG1ダービー、G1NHKマイルCを制した“変則2冠馬”。ほか、G2神戸新聞杯、G3毎日杯など17戦5勝の成績を収めた。来春の種付料は350万円(出生条件)。今年6月に急死したアグネスタキオンの最良後継種牡馬として将来を嘱望されている。
コマンズ(牡13歳、父デインヒル)は、全兄にデーンウイン(豪3歳チャンピオン)、おじにオクタゴナル(豪年度代表馬)がいる豪州産馬。現役時代はG3STCミサイルSなど豪15戦4勝の成績を残した。00年に豪州で種牡馬入りし、02年は仏国でも供用。すでにパープル(G1STCストームクイーンS)などG1馬4頭を含む14頭の重賞ウイナーを送り出し、種牡馬として実績を挙げている。種付料は500万円(出生条件)。大種牡馬デインヒルの後継として期待は大きい。
パイロ(牡4歳、父プルピット)は今年のG1フォアゴーSの優勝馬。米マイル路線の第一線で活躍し、米17戦5勝の成績を収めた。父プルピットはエーピーインディの代表後継の一頭で、その直仔は本邦初の導入となる。種付料は200万円(出生条件)。サンデーサイレンス系繁殖牝馬など、配合の間口が広く、貴重な存在になりそうだ。
ジョン・ファーガソン・ブラッドストックアドバイザーは「日本の種牡馬事業は今や世界的な広がりを見せています。コマンズ、パイロという国際的な種牡馬の導入が日本の生産界への貢献となることをシェイク・モハメドは願っております」とコメントしている。問い合わせはダーレー・ジャパン(株)ノミネーションオフィス(℡.01456-3-1166)まで。

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