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G1・5勝馬アジュディミツオーがアロースタッドで種牡馬入り

2009年11月26日 14時55分

2004、05年の東京大賞典などG1・5勝を挙げたアジュディミツオー(牡8歳、父アジュディケーティング)が11月20日朝、種牡馬として繋養される新ひだか町のアロースタッドに入厩した。
南関東・船橋に所属した同馬は、04年の東京ダービーを無敗で制覇。暮れの東京大賞典で初G1勝ちを収めた。翌05年には地方所属馬として初めてG1ドバイワールドCに出走(6着)したほか、史上初の東京大賞典連覇を達成。06年はG1川崎記念、G1かしわ記念、G1帝王賞を制し、前年に続いて2年連続でNAR年度代表馬に輝いた。統一G1・5勝は地方所属馬として最多記録。通算27戦10勝(うち海外1戦、JRA4戦)、総収得賞金5億8410万円の成績を残した。
18日に地元・船橋競馬場で引退式を行い、多くのファンに別れを告げた同馬は20日午前8時、新たな住まいとなるアロースタッドに到着。生産者である藤川ファームの藤川喜美雄代表や、次男の尚貴氏、スタッド関係者、熱烈なファン、報道陣らが出迎える中、元気な姿で用意された馬房へ入った。
愛馬の到着を見届けた藤川代表は「生まれ故郷である静内に戻って来れたことを嬉しく思います。種付けする繁殖も用意しました。種牡馬として成功させたいですね」とエール。同スタッドの今野進二主任は「父のアジュディケーティングと同じように馬格がありますね。シーズンまで時間があるので、種牡馬としての準備をしっかりしたいです」と父仔2代供用に夢を広げていた。なお、種付料は未定。照会は(株)ジェイエス(℡.0146-42-2544)となっている。

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