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ホッカイドウ競馬閉幕、総発売額は前年を上回る

2009年11月20日 12時54分

09年度のホッカイドウ競馬が11月19日、門別競馬場で行われた道営記念を最後に、16開催81日間の全日程を終了した。発売額は115億4570万2200円と、計画額の117億9564万6000円には集中豪雨による開催中止が1日あったこともあり届かなかったが、昨年の113億9151万1600円を1.4%上回る結果となった。
「北海道競馬改革ビジョン」に基づき、今年から馬産地主導によるHRA北海道軽種馬振興公社に業務を委託した同競馬。2年間での収支均衡を目指し、馬産地一丸となって取り組んだ。4月29日に開幕した札幌シリーズは厳しい結果となったが、門別シリーズに移ってからは、全日程をナイターで行う「グランシャリオナイター」の効果もあり、発売額は堅調に推移。景気低迷の中、前年比アップという数字を残した。
井村勝昭HRA専務は「各関係者のご支援のおかげで、前年を上回る数字を残せたのは嬉しい限り。開催中止があったため計画額には届きませんでしたが、大健闘といえるでしょう。これからも馬体重が420㌔以下の馬による限定レースといった、馬産地競馬ならではの特色あるレースを実施するなどし、更なる発展につなげていきたい」と正念場を迎える来年度に向け、気を引き締めていた。

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