JRA日本中央競馬会はこのほど、生産育成の現状を分析し、今後の課題を抽出する「軽種馬生産育成のあり方に関する検討会」を立ち上げた。
これまでJRAでは、生産者、育成者および学識経験者などで構成された、軽種馬生産育成振興対策協議会で出された方策に基づき、生産育成に関する諸施策を実施してきた。
しかし、前回、報告書が作成されたのが1997年で、12年経った現在ではわが国の競馬、生産育成を取り巻く環境や状況が大きく変化していることから、新たな検討会を発足。97年以降の議論や方策の検証を基に、中長期的な生産育成のビジョンを提示することにした。
検討会委員メンバーは12名。すでに2度の会合が開催されている。