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札幌馬主協会が馬産地懇談会を開催

2009年11月19日 12時50分

JRA馬主組織のひとつ、(社)札幌馬主協会が11月9日、新ひだか町の静内ウエリントンホテルで馬産地懇談会を開催した。
この懇談会は今年で6回目。過去は札幌市近郊で行われていたが、会員の7割が生産者であること、産地が競馬の原点であることなどから、2002年から馬産地で開催している。
岩本允会長は「馬券の売り上げが減り、競馬界全体が厳しい状況だが、結束して困難を乗り越えていきましょう」と挨拶。懇談会では海外競馬解説者である合田直弘氏の講演会が催された。
「世界の競走馬市場の現状分析」と題した講演会で合田氏は、昨秋の“リーマン・ショック”に端を発した世界同時不況以降に行われた、欧米の競走馬市場について解説。各マーケットによってばらつきが大きいことを報告した。また、競走馬市場の数字は一般景気と必ずしもリンクしていないと分析。ただ、競馬開催については「一般景気に見合った規模を模索している状況」と説明した。

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