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BRFが“キングジョージ”優勝馬コンデュイットを導入

2009年11月05日 15時28分

新冠町のビッグレッドファームは10月28日、今年の英G1キングジョージ六世&クイーンエリザベスSを制したコンデュイット(牡4歳、父ダラカニ)を、来シーズンから種牡馬として導入することを発表した。
同馬は2005年生まれの愛国産馬。父ダラカニはG1凱旋門賞、G1仏ダービー、G1リュパン賞、G1クリテリウムアンテルナシオナルなどを制した全欧年度代表馬。母系には、おじにスペクトラム(G1愛2000ギニー、G1英チャンピオンS)、いとこにペトルーシュカ(G1愛オークス、G1ヨークシャーオークス、G1オペラ賞)などがいる。
07年8月に英国でデビューした同馬は、3戦目で初勝利。7戦目のG3ゴードンSで初重賞制覇を飾ると、続くG1英セントレジャーで念願のG1タイトルを手にした。その後、米国へ遠征し、G1BCターフでイーグルマウンテンらを退け優勝。昨年の米芝牡馬チャンピオンに輝いた。
今年はキングジョージ六世&クイーンエリザベスSに優勝。G1凱旋門賞ではシーザスターズの4着。直近のワールドサラブレッドランキングでは5位タイにランクされている。
年内は現オーナーであるバリーマコルスタッドの所有馬としてレースに出走。年明けに輸入され、同ファームで種牡馬入りする予定となっている。種付料は未定。同ファームの岡田繁幸氏は「実馬を見たところ、筋肉の質が素晴らしく、マンハッタンカフェやネオユニヴァースといったサンデーサイレンス系種牡馬に負けないものを持っていると確信し、運良く購買することができました。距離の融通も利くし、種牡馬として本当に楽しみです」と期待している。

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